バットマンホーマー
(#2F06)

とある朝のシンプソン家の食卓。
ホーマーが子供たちに

「甘いものは好きか?パパは宇宙で一番甘い所知ってるぞ!
その場所の名はお菓子の見本市の会場だ!ひひー」
といって自慢する。もちろんバートとリサは興味津々。

連れて行けとねだるバートとリサ。
しかしホーマーはマージを連れて行くと言う。
子供の細い腕では役に立たない!マージの丸太のような腕がじゃないとお菓子を大量に運べない!!
とのこと。
仕方がなく出かけてる間、大学院生のアシュレーグランドをベビーシッターとして雇うことに。

場所は変わってお菓子の見本市。会場に行ってはしゃぐホーマー。
大量の隠しポケットをつけたコートをムリヤリ着さされたマージをつれてポケットにお菓子を詰め込みまくる。
グミコーナーでさらに興奮するホーマーの前に、ウィンドウケースに入ったミロのビーナスグミが、目に飛び込んでしまう。
アノ顔をしながら。


欲しくてたまらないホーマーはいつものように強行手段をとる。
ウィンドウを叩き割って念願のグミを盗って逃げる。
しかし家に帰っても肝心のビーナスグミを何処にやったか記憶にない。
取り合えず探すのは後にして、ベビーシッターのアシュレーグランドを車で送ることにする。


「あんた大学院生なんだって?頭いいのになんで俺の足の臭いは消せないんだ?
ハンドル持ってくれる?痒い所を2箇所いっぺんにかきたいんだ!」


と彼女に精神的に嫌な質問ばかりをぶつける

嫌気がさした彼女は途中で降ろせという。
だが彼女の尻にさっきのミロのビーナスのグミがついていたのを発見したホーマーはそれを取って食べた。
アノ顔

それがのちにセクハラ疑惑として
嬉しいぐらいに物語が発展していく

案の定、次の日朝家の前でセクハラ抗議の集団が
「1・2・3・4!ホーマーの尻はでっかいぞ!!
でっかい男がデッカイセクハラ、これは絶対許せない!」

と言ってたまっている。

ホーマーを(一応)信じているマージは
あのスローガンは覚えやすいので流行ると大変だから、表行ってちゃんと誤解を解いてきて!とお願いする。
そしてホーマーは昨日のベビーシッターと抗議団体に

「違うあんたのズボンくっついてたビーナスのグミをつまんだだけだ!!」
珍しく本当の事をいうが

「それって一番よく使われるいい訳よ!」
と言い返されてしまう。
おまけに風が吹いてホーマーの下半身が丸出しになり
気持ちいい程皆からブーイングをあびる。
とうとう家の前に抗議団体の臨時キャンプ場までもできてしまう。

そんなホーマーの家にワイドショー司会のゴッドフレイ・ジョーンズから手を貸しますと電話がある。
以前彼の雪男の特集が気に入っていたホーマーはあっさり申しを受け入れる。
番組の収録でその日あった事を
珍しく正直に話すが、ビーナスのグミを思い出してしまい
アノ顔をしながら語ってしまった。

そしてとうとう、

子供好きのごく普通の大学院生が、ある夜ホーマーシンプソンズという太りすぎの中年男が送り狼になり彼女にキバを向けるまでは・・・・・
『ベビーシッターと野獣』

という捏造番組が放送されてしまった。

もう解決法がないと思ったホーマーは新しい人生を海の中で送る決意をするが、もちろんマージに怒られる。
その後、報道陣の過剰な捏造セクハラ放送は止まらなくなる。

挙句の果てには、友人、家族までもがホーマーを疑うようになる。

セクハラは死んでもやってない!潔白だ!
と主張するが、モチロン誰も信じない

そんな所に
運悪く救世主が現れる。

あらゆる他人の行動を隠し撮りしているというウィリーが、
その現場を撮ったビデオーテープをもってホーマーの家にやってきた。
そのテープのお陰で
残念ながら潔白が証明されてしまう。

そして最後にホーマーはTVに忠誠の誓いを立てる。


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